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2009年11月

医療機器修理の体験談 (電動ベッド)

2クランクベッドの件で思い出したことがありました、それは、ボードが木目調のベッドです。見た目は、それぞれのメーカーのベッドと何ら変わりは、なかったのですが、そのボード自体に問題がありまして、よく職員の方と修理をしたものでした。

どういうことかといえば、ベッドを院内で移動するときは、必ず2人で行うとは、限りません。急患等、さまざまなその場の状況に応じて1人で移動するときの方が多く、移動のときは、片方のベッドのボード自体を持って移動する場合があるからです、その時にボードの根元の方から折れてしまいます。

これには、私自身も驚きました、なぜならばボードの脚部の中は、空洞だったからです。このときは、脚部にスチールの心棒を中にいれ脚部自体を補強をして修理をしました。

また、ベッドの数が、他にも多数ありましたので、すぐにメーカーに事情を話してすべてのベッドを補強してもらい折れなくしてもらいましたので、ほっと一息していましたら、今度は、ベッドのコードが抜けて動かないからと依頼が来ましたので、見たところ確かにコードがモーターのジャックから抜けておりました。

それからモーターボックスを分解したところ、コードを固定するジャックの破損と、モーターに接続してある電源コードが外れておりました。

これは、構造上の問題でした、そのモーターの片方からの電源入力部を利用して直すことができました。 その時に、思ったんですが、勿論、価格も大事ですが、見た目では、選ばれない方が、よいことをつくづく、実感させられました。

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医療機器修理の体験談 (清拭車)

 以前の清拭車はの構造は、フローセンサーで水の上限、下限より空焚き防止をしてありました、このフローに水が沸騰した後、水が蒸発した後に残ったミネラル分が白く幾重にも層が厚みを持ち、それが付着して、フローの浮き沈みを邪魔する原因になりまして、電源が入らない時があります。

これは、除去を目的とすることしかできませんが、予防のためには、先ず水が沸騰する前のお湯を入れることです、その後設定温度を60~50にすれば、蒸発した後に残ったミネラル分が付きにくくなります。

次に劣化して腐食するのには、ヒーターです。これは、もうヒータ部品の交換になります。

あとは、蓋の部分のシリコンゴムの劣化があります、これは、頻繁には、ありませんが、よくあることは、ヒューズ交換です、必ず交換するまえに電流値、電圧値などを測り、漏電してないかを確かめて修理にあたってください。

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医療機器修理の体験談 (水銀血圧計)

水銀血圧計も少なくなってきましたが、修理依頼がある場合は、精度的なことには、計量法に触れるためにお断りするケースもあります。

ずばりやることは、チェンジマンと同じことですが、送気球などは、ゴム自体の劣化よりも、ネジの歪ができて、空気漏れを起こしやすいという部分が多かったようです。この場合、ゴム自体を外し調整ネジの中の径が、0.5mm長さ1cmのゴム(勿論、このゴムに割れ目がはいっております)の中に詰まっている綿くずを除去したあと元の状態に送気球をしてから、ネジを全部解放して手前の弁に指を当てて空気を押し出し、それで送気球自体が膨らまなければ治ることもあります。これで治らなければ交換となるわでけです。マンセッターも同様に、破れたりカバーマジックの劣化も交換ななります。

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医療機器修理の体験談 (湿性ホットパック)

湿性ホットパックのよく壊れる部分は、タイマーなどですが、これは、以前は、アナログ式が多数ありましたが、現在は、制御基板でタイマー設定などが、主になっております。

アナログ式の場合は、ゼロの地点から一端右に精一杯回してからまた、ゼロまで戻すことが一応の決まりみたいになっておりました。これは、医療機器に付いてるタイマーは、ほとんどが、このことに当たります。

この他アナログ式または、デジタル式で、いちばん重要なのが、サーミスの部分です、この部品は、筐体の中の釜の底の裏側に装着しておりますが、シリコンで止めて温度を感知しています。このシリコンが何かのはずみで、取れる場合がたまにありました、その時は、無論温度を感知しておりませんので、筐体の中の釜の中のお湯が沸騰しますので、必ず取れにくいように装着するように、十分気を配り対処するようにして下さい。

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医療機器修理の体験談(高圧滅菌器)その2

高圧蒸気滅菌器の修理個所は、一般的に蒸気漏れ、パッキン等の交換、センタリングナットのOリングの交換、あるいは、細部にあたって、電磁弁の分解組み立て、可動鉄心(プランジャー)の交換、若しくは、電磁弁自体の部品交換、ベンチレータの交換、など様々です。

また、全自動開閉式の機器が多くなり、ドア開閉時のセンサー交換等が有ります。こうやって修理交換をしていくと、時間が掛かるのが当たり前になってしまうものです。

コンピューター制御により、エラーランプの点滅で修理箇所は、機器自体が教えてくれますが、安全面の事を考えますと、機器自体の摩耗劣化による滅菌釜まで、当然のことですが、考えて修理された方が良いように思われます。

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医療機器修理の体験談(吸引機)

以前は、吸引機も構造自体があまり良くなかったので、すぐにモーターに水が入り、よく修理をしたものでした。やり方は、ごく簡単ですが、やり方を間違えると、モーター自体のシャフトを曲がらせ、モーター自体が駄目になってしまいます。

そこで、まず第一にモーターのビスを外して、中のシャフトに入っている羽をとり、それから灯油で清掃してあげ、オイルを入れる前に羽を元の位置になおして、ビスで組み立てをすると簡単にできます、あとは、噴霧口に取り付けてあるフィルターを交換してしまいます。

ここで大事なことは、羽を無理やり反対に付けてしまうと、最悪なときは、シャフト自体を曲げてしまいますから十分注意をかけて、分解組立をすることです。

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医療機器修理の件。その1

最近よく、数社のメーカーの方々からよく耳に聞く言葉が、あるんですが、医療機器販売会社は、質が落ちたといいます。何でと?と聞くと、例えば医療機関から一寸機器を見に来て下さいと要望があった時、メーカにすぐに電話をかけて、あそこの医療機関から要望が、きてるので機器を見に行ってくれと言うんですが、見にいけば、機器に関する消耗品の不足とか、電源が入ってなかったからとかの事でした。この話を聞いて、何で販売した本人が会社を代表してるのに、医療機関に見にいかないかと聞けば、その本人自体が機器のことを知らないとか、そんなことは、メーカーに任せて販売するだけでいいとか、上司のほうが言うから、見に行けないとか----この話を聞いた時、もちろん、機器販売会社全部がそういうことのほうは、すくないと思いますけれど、僕にとっては、何と和げ悲しい話(販売に走るのは、やはり、目標数字とかが営業には、付いてきますので、営業の面では、わかりますが、)メーカー自身も動ける範囲が販売会社よりも時間的に少なすぎるので、そこは、フォローしてあげないと、メーカー自身もハードになってしまいます。

ここで、僕が言いたいのは、(売る方も売るプロになれ)ということなんです。それがなければ、その人は、そこから伸びませんし、今から先も機器のことも知らないままで終わってしまします、だから、知識を吸収し習得して貰いたい、又医療機関からも信頼される営業マンになってほしいからです。 僕自身も最初から全て機器のことに知識があった訳ではありませんでした。何事も勉強心から始まります。僕が知っている販売会社の方々は、勿論お若い方々なんですけれども、自分自身たちの考えで夜遅くまで知識習得の講習をされているところも存じております。

また、そんな話をメーカーから聞いた時は、今述べたことを言ってますが。

強いて言えば、Dr.から、君は、それでもメーカかとか、業者かとかは、言われたくないものです。このことは、僕自身にも、肝に銘じて仕事に取り掛かろうとの思いが生じてきます。

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医療機器修理の体験談(高圧滅菌器)その1

連休に入る前の日に、「医療機関から大型のオートクレーブ゙が動かないから修理してもらいたい」ということがありまして、オートクレーブを点検したところ、水が出ていなかったので、電磁弁が作動をしていないと判ったものの電磁弁自体を開けたところ中に異物(例えば、ガーゼの糸とブラシの毛のようなもの)が入っていたので、そのことが原因で、給水タンクから滅菌釜の中に水が供給していませんでした。メーカーも休みに入り部品が手に入らなかったものですから、プランジャー事体の交換ができなかったので、ある方法を思い出し、やってみることにしました、ある方法とは、プランジャーの水に当たる表面に、傷が付いていればプランジャーは、作動しませんので表面を水平にして、傷をとるために研磨するという方法です。

これをした後に電源を入れて動作点検をしたところ、うまく作動しました。こういう一寸したことで、治る時もあれば長時間かかる時もあります。

オートクレーブの修理というものは、結構簡単に思えますが、なかなか手がかかるものです。

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医療機器修理の体験談(分包機)

今回は、薬を包む調剤機器である、分包機です。この機械では、ローラに付いてある紙を切るカッターの摩耗取り換えと、ローラー上部のギア、後は包数を止めるセンサーについてお話します。まず、カッターは取り換えないと分包紙自体がヒートしても滑りがきて、どうしようもなく交換しかありません、また、ギアの部分も交換となります、センサーは、磁気で反応するものと、センサー同志反応するものが有り、前者は、位置のずれと磁気の当りの調整で治る事もあります、この場合片方のセンサー自身が反応しない場合は、センサー自体の交換となります。費用は、部品代だけでも少し高めであったと思います。後者は、センサーの何れかまたは、両方かあるいは、機器自体の構造次第では、4個ぐらい交換しなければならなくなります。分包したい数だけの位置で止まるはずですが、分包機自体の動作がまばらになり、例えば散薬も錠剤も別々に動いたり、分包が、終了してもまた作動する場合は、制御基板の交換となります。

この中で一番多いのは、ローラー自体に糊がついて紙を巻き込むケースがあります。このときは、ワイヤブラシでローラ自体を丹念に磨いて、そのあとにメモ紙を3枚ぐらいに重ねてローラー自体に通してあげると糊がとれ容易に分包出来るようになります。

次に、修理依頼があるのは、散薬と錠剤を一緒か、錠剤だけ分包する場合錠剤だけ紙の中に入らない場合があります、この時は、一度散薬と錠剤の受け皿を水で洗い乾かしてもとの位置にはめ直すと症状が治る時もあります。これで治らないときは、他のケースが考えられますが、一度開けて見てみないとわかりません。

何れにしても、以前の分包機は、部品代もそんなには、費用がかからなかったと思います。(今のは、構造が複雑になってしまい、部品自体も大がかりに換えるケースもあります。)

最後に掃除機中の交換袋をまめに換えることが大事なことです。なぜならば、袋に薬の粉が溜まり過ぎますと、その粉が掃除機の中のモーターまで達していまい、モーターが焼け切れて動作しなくなり、分包機自体のヒューズまで、波及する時が有りますので、ぜひまめに袋を好感されてください。  以上 株式会社メディカルシステムサービス

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